こんにちは。
ウーバー配達員のかんたです!
配達員を始めてから、もうすぐ一年が経とうとしておりますが、最近やっと自転車保険に加入しました。

本当はもっと早く加入しなければいけなかったのですが、自転車事故に対して認識の甘さがあり、軽く考えていたので、先延ばしになっていました!
反省です。
自転車事故の事を知れば知るほど、万が一の事故が起こった場合、取り返しのつかないことになることが分かり、今回の加入に至ったわけです。
そこで今回は、ウーバーイーツ配達員が「自転車保険に加入しなければいけない理由」について書いていきますので、ごらんください!
目次
【ウーバーイーツ】何故、自転車保険に加入すべきなのか?

ウーバーイーツの配達員に限らず、自転車に乗る方は自転車保険に入らなければいけません。
自転車保険に加入しなければいけない最も大きな理由は、自転車事故の加害者となってしまった場合、多額の損害賠償金を支払わなければいけないケースが実際にあるからです!
では実際にあった、自転車事故の損害賠償の判決例を見てみましょう▼
ケース1 子どもの前方不注意によって…
賠償額
9,521万円
(神戸地裁、2013年7月4日判決)
男子小学生が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において、歩行中の女性と正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。
※楽天損保サイクルアシストホームページから引用
ケース2 子どもの前方不注意によって…
賠償額
9,266万円
(東京地裁、2008年6月5日判決)
男子高校生が昼間、自転車横断帯のかなり手前の歩道から車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員に重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。
※楽天損保サイクルアシストホームページから引用
この二つの事例はいずれも、
1億円近い支払い判決が出ております!
もし自分が加害者になってこのようなことになってしまうと、とてもすぐに払いきれる額ではありません。
一生をかけて、払い続けることになるのです!
自分に悪気はなくても、どんなに注意深く運転していても、万が一ということがありますので、必ず自転車保険に加入しましょう!
考えてみると、ウーバーイーツ側が、「配達員の為に保険に加入しているので大丈夫では?」と思うかもしれません。
ところが、
ウーバーイーツ側の保険では、全ての事故補償に対応しておりません!
ウーバーイーツ側の事故補償を受けるための条件として、配達リクエストを受けた時点から配達完了までとありますが、これ以外では補償を受けることができません。
ウーバーイーツ側が補償してくれる内容を、詳しく見てみましょう。
ウーバーイーツ側が補償する自転車保険とは?

ウーバーイーツの保険は、2019年10月1日から新たに補償内容が充実され、三井住友海上と契約を結んでおります。
補償を受けることができる、条件と内容はこちら▼
補償を受けることのできる条件
- 自転車、バイク、軽自動車全てに適用
- 配達リクエストを受けた時点から、配達完了まで適用
補償内容
- 対人、対物の補償額は上限1億円
配達員自身が傷害を負った場合
- 見舞金は上限50万円
- 入院補償は1日7500円(最大60日間)
- 入院の一時金(ヘルメットを装着していた場合は、2万円。非装着の場合は、5000円)
- 手術を行う場合の一時金(入院し宿泊を要する場合は、7万5000円。外来手術の場合は、3万5000円。)
配達員が死亡した場合
- 相続人が1000万円の一時金を受け取る
- 葬式費用は上限100万円
- 配偶者や被扶養者は15万円を受け取ることができる
※被扶養者は18歳以上で、最大3人まで
このように、配達中の補償は充実しておりますが・・・
問題は配達をしていない時に事故を起こすと、全く補償を受けることができないという点です!
全く補償を受けることのできないケースはこちら▼
- 自宅を出てから配達先まで向かう途中
- 配達中に次のリクエストを受けるまでの待機中
- 配達が終わって家に帰る途中
このような場合、ウーバー側での保険適用外となりますので、
必ず自分で自転車保険に加入しておきましょう!
【ウーバーイーツ】別途、自転車保険に必ず加入しなければならない理由|まとめ
別途、自分で自転車保険に入って、「万が一のための対策」をとるのは大事な事です。
しかし、もっと大事なことは・・
交通ルールを守って、安全運転をすることです!
安全運転をすることによって、事故に遭う可能性は減りますので、十分に心がけましょう。

自転車保険はあくまで「万が一」の時の為です。
事故を起こして、けがをしてしまうと、働けなくなり収入がなくなってしまいます。
なので、まずは安全運転を心がけましょう!
ではこの辺で失礼させていただきます。
最後までご一読ありがとうございました。<(_ _)>