こんにちは。
ブログ運営者のかんたです!
僕は普段、甘い物をほとんど食べないようにしていますが、甘い物を摂りすぎると血糖値が急激に上がり、様々な病気にかかる可能性が高くなります。
そして普段の食事で主食と言われている、米やパンの炭水化物も平日の食事ではほとんど食べません。
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土日は筋トレをして体を鍛えておりますので、 炭水化物とタンパク質中心の食事を食べておりますが、筋肉を育てる為には米やパンなどの炭水化物と肉や魚などのタンパク質が必要になります。
そしてあまりストレスをためないように平日は食事制限、土日は デザートを食べたり、食べ放題に 行ったりと自由な食事をしてめりはりをつけるように心がけています。
平日の五日間、米やパンなどの糖質を抜いて体に悪影響は出ないのか?と思うかもしれませんが、僕の経験上、糖質を摂らなくても大丈夫ですし、逆に体の調子が上がって今では物凄く健康になってます。
それでは『人間の体が糖質を摂らなくても適応できる理由』について説明させていただきますので、是非ご覧ください!
目次
【糖質を摂らなくても体が適応できる理由1】人類はもともと米や小麦などの糖質を食べていなかった

長い過去を振り返ってみると、私たちの先祖である縄文人は米や小麦などの糖質を食べていませんでした。
縄文人たちの食生活は、木の実や山菜などの植物とイノシシや魚などの動物を食べていたと考えられています。
それらに含まれている栄養素は、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維がほとんどで、糖質も含まれていますが、ほんのわずかの量しか含まれておりません。
人間が誕生してから長い期間、植物の採取と動物の狩猟などで食べ物を得てきましたが、縄文人はその食生活を1万2000年に渡って続けてきました。このことから本来、人間の体は脂質やタンパク質を摂って生きるようにできていると考えられます。。
そして、今の時代を生きる私達人間にも縄文人のDNAは引き継がれており、脂質とタンパク質をエネルギー源とする仕組みを備えているので、糖質を摂らなくても適応できるのです。
【糖質を摂らなくても体が適応する理由2】体内で代わりの方法がエネルギーを作りだす

糖質制限などで血液中の糖が不足した場合、体内で糖を作り出します。
人間は飢えた状態でもある程度生き延びれるように、糖質が不足しても代わりの方法でエネルギーを得る仕組みが備わっているのです。
血液中の糖が不足した場合、肝臓や筋肉に貯蔵されているグリコーゲンを分解してブドウ糖に戻されます。
分解されたブドウ糖は、血液中に運ばれてエネルギー源となるので、体を動かしたり物事を考えたりすることができるのです。
貯蔵されているグリコーゲンが尽きてしまうと、今度は体内に貯蔵されている中性脂肪がブドウ糖とケトン体なって、エネルギー源となります。
ブドウ糖とケトン体は血液中にもどされて体全体と脳のエネルギーとなって、物事を考えたりするのに重要な役割を果たします。
この仕組みから人間は、水さえ飲むことができれば全く食事を摂らなくてもある程度は生き延びることができるのです。

タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、主に体を作る材料になります。
筋肉、臓器、肌、髪の毛、爪、体内ホルモン、酵素、免疫物質はたんぱく質から作られており、人間が生きていくためには絶対に欠かせない栄養素になります。
また、分解されたアミノ酸からは『糖』『脂肪酸』『グリセロール』が作られ、糖はエネルギー源となりますが、タンパク質を摂取してからゆっくりと時間をかけて糖になるので、血糖値はあがりません。
糖質は体内ですべてエネルギー源として使われますが、タンパク質は一部だけがエネルギー源として使われます。
使われる量は少ないですが、摂りすぎると蓄積されて肥満になりますので注意が必要です。
そして、たんぱく質を摂取する理想の量は体重1㎏あたり2gですが、それ以上摂ると腎臓が余分な老廃物をたえず排泄しなければいけないので、腎機能低下をまねく恐れがありますので、摂りすぎには注意しましょう。

食事を通じて体の中に入った脂質は、『中性脂肪』『コレステロール』『リン脂質』『脂肪酸』の4つの物質に分解され、血液やリンパの流れに乗って体内をめぐります。
中性脂肪はエネルギーとして使われ、コレステロールとリン脂質はホルモン、細胞膜、核膜を構成する材料になります。
更に脂質は皮下脂肪として臓器を保護し、体を寒冷から守り、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を促す働きもあります。このことから脂質はエネルギーとして使われるだけではなく、人間が生きていくうえで欠かせない栄養素となります。
脂質は摂りすぎると肥満の原因になりますが、不足すると脂溶性ビタミンが吸収されにくくなったり、エネルギー不足で疲れやすくなりますので、十分に注意しましょう。
【糖質を摂らなくても体が適応できる理由】まとめ
以上、『人間の体が糖質を摂らなくても適応できる理由』を説明させていただきましたが、もう一度下記にまとめました。
・人類はタンパク質と脂質の食事のみで対応できるようにDNAが備わっている。
・血液中の糖が不足すると、体内で貯蔵している糖を使い、それがなくなると脂肪を分解して糖を作り出すので、糖質を摂らなくても大丈夫である。
・タンパク質と脂質はエネルギーになるだけでなく、人間の体の構成や機能を担う役割があるので、欠かせない栄養素になる。
・たんぱく質と脂質も体内にため込むことができるので、糖質を摂らなくてもエネルギーが尽きることはない。
ではこの辺で失礼させていただきます。
最後までご一読ありがとうございました。<(_ _)>